お知らせ

年頭のご挨拶
2016.01.04
 明けましておめでとうございます。

 旧年中は、大変お世話になりました。本年も、宜しくお願い申し上げます。

 昨年の日本経済は、アベノミクスの効果もあり、多くの上場企業で過去最高益を更新し、株価が18年半ぶりの高値を付けるなどの明るい話題がありましたが、他方で、国内普通社債市場は、盛り上がりに欠けました。
 そうした中、JCRは、格付の中立性、公正性、一貫性を確保し、マーケットから一層の信頼を頂き、格付先数は着実に増加しております。また、バーゼルⅢに対応した新たな金融商品(AT1)に対して、わが国格付会社で唯一、格付実績を積んでおります。
 加えて、グローバル化が急速に進展する中、JCRは、日本を代表する格付会社として、発行体・投資家の新たなニーズに応えるための努力を続けております。昨年は、米国、欧州、香港に加え、新たにインドネシア及びタイの当局から適格格付機関として認定されました。また、インドを代表する格付会社CAREとも業務協力協定を締結しました。さらに、JCR主導で2001年に創設されたアジア格付機関連合(ACRAA)も、本年で15周年を迎えます。JCRは、引き続き発行体・投資家からの信頼に応え、金融・経済のインフラとして日本経済の発展に貢献してまいります。

 本年も、JCRを宜しくお願い申し上げます。

平成28年1月4日
(株)日本格付研究所 代表取締役社長
髙木 祥吉

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