お知らせ

JCR格付レンジ別財務指標2014
2014.11.21
今般、JCRは格付の検証の一環として、JCR格付先(p格付、クレジット・モニター含む)の財務データにより、格付レンジ別財務指標(平均値)を算出した。前回は13年11月12日に「JCR格付レンジ別財務指標2013」をリリースしたが、その14年版となる。格付は定量面だけではなく定性面も考慮され決定されるが、ベースとして存在すべき格付レンジのグレードと財務指標間の整合的な関係は、本統計においても再確認された。JCRはこのような財務水準の算出を行い個々の格付のチェックに使用している。実際の格付においては、本レポート以外の指標の評価や定性面の評価を行うほか将来の見通しも加味するため、本レポートの平均値の水準を満たしている企業に当該格付が必ずしも付与される訳ではないが、格付の透明性向上の一環として本検証結果を公表するものである。

■集計期間
集計対象期間を‘直近期’(13/4期から14/3期)と‘直近5期’(09/4期から14/3期)の2通りとした(前回の集計期間は直近期が12/4期から13/3期で、直近5期が08/4期から13/3期)。

■集計対象
対象をJCR格付が付与された本邦事業会社(金融、電力・ガス、空運、農林、水産、鉱業を除く)とした。集計時の財務指標にはその元となる決算の期末から5ヵ月経過した時点で付与されているJCR格付を対応させた(例:14/3期決算の場合、14年8月末時点の格付)。その結果、対象先は09/4期から14/3期で製造業延べ982社(直近期190社)、非製造業延べ856社(直近期164社)となった。

(数理・システム室)

14d0681

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